アドラーすげぇな『人生に革命が起きる100の言葉』
- 作者: 小倉広
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: 単行本
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アドラーの本は何冊か読んだが、エッセンスを下記の順番で理解を深めることにしている。
- 全ての悩みは人間関係である。
- 自分がどのようにありたいかを悩む際は、他者の存在が必須。仙人ですら、俗世界の人間と比較して清らかで優れていると自分を位置づけるために他者が必要。
- 最終的に困るのは誰か/体験により相手は何を学ぶか、の観点で、「課題を分離」する。
- 子供が約束を破ったら、罰を与えるのではなく結末を体験させる、さもないと親の課題のままである。
- 叱るのではなく、「私は悲しい」と伝える。
- 子供が約束を破ったら、罰を与えるのではなく結末を体験させる、さもないと親の課題のままである。
- 世の中のヒトは、自分の目的にしたがって生きている。
- 世話好きな人は相手を自分に依存させたいだけ。
- 悲しいから泣いているのではなく誰かに同情して欲しいから。
- だから、思い通りの未来しか来ていないことを自覚し、今ここに注力する。
- 遺伝もトラウマもあなたを支配してない。実は全てあなたが選択した未来がやってきている。
- 自分の感情は、支配されるもののではなく、自分の状態を知るための材料として、利用するべき。
- 例えば、廊下を歩いていた異性がクスっと笑ったのをみて、「バカにされた」と認知し、怒りという感情を感じる人もいれば、「自分を好きに違いない」とにんちし、喜びという感情を感じる人もいる。バカにされたと認知ことを自覚し、背景にある「自分は好かれるはずがない」という自己否定的なライフスタイル(性格)を修正するべきであり、認識を変えずに、排泄物として表に出て来た感情だけをマネジメントしてもしょうがない。
- 何処に注力するかを考えるにあたり大切にすべきなのは、仲間の利益を大切にし、感謝する共同体感覚だ。それこそ自分が幸せになる唯一の解。(何故なら、その欠如が人間関係の悩みを生むからだ。最初に戻る)
- 自分と違う意見を当たり前とおもって認めることから始めるべき。
- 理不尽な上司に認めてもらう必要はない。より大きな共同体で認めてもらえばよい。